バレンタインにショコラ
2月14日はバレンタイン。
Radioからは「あなたのバレンタインの想い出は?」とDJの声が聞こえてきます。
想い出…!?私がビターチョコ好きになったきっかけをお話しをしましょう。
21世紀になる直前のパリの町を…
21世紀になる直前のパリの町を、日がな一日歩きとおした事がありました。
その時の美味しいショコラの想い出が今日、よみがえりました。
その店が今年、私の街のデパートに出店していたのです。
「ダロワイヨ」ご存知でしょうか。
大きな公園に面したパリの店はとても広く美しく、さらに親切。
私がウインドーを品定めしていると「どれがいいですか?試食されますか?」と言って店員がニッコリと幾つでもすすめてくれるのです。
丁度夕刻で歩き疲れていたので、ショコラの,美味しく嬉しい記憶として残っています。
カカオポリフェノールは赤ワインの3倍もの抗酸化作用があるとか・・・。疲れた時に魔法の一粒ですね。
私がショコラ好きになったもうひとつのきっかけは、小さな小さな「ヴァローナ」をお土産に頂いたこと。
口に入れながらもポロポロこぼしてしまい、パープルのスカートがショコラだらけになって恥ずかしかったのですが、これも私の大切なショコラの想い出。
カカオの香りは想い出を呼び起こします。
いま日本中のデパートに上陸しているフランスのショコラ、実はオーストリアから幼くしてフランス王室に嫁いだマリー・アントワネットがお嫁入りの時にフランスに持ち込んだ「美味しいもの」だったようです・・・。当時のオーストリアでは、蘭の球根の粉末入りショコラは肉付きの良い魅力的な女性をつくり、オレンジの花びら入りショコラは神経を休めるのに効果があるといわれ、アーモンドのミルク入りショコラは胃を強くする作用があると考えられていたようです。
まるで、お薬ですね!
ショコラの原料はカカオですね。
学名はTheobroma cacao。
ギリシャの男性神「テオ」+穀物の意「ブローマ」=神様の食べ物という意味。
マヤ・アステカ文明の頃カカオはとても貴重な宝物だったのでしょう。
現代の日本で愛をのせて行き交うバレンタインチョコの一粒も、それぞれの心の…宝物であってほしいですね。
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