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(改訂)”月の癒し”という本

「植物は私たちを見ている…。」
この本の著者はそう言っているのでしたね。

関わりあいは、人と植物だけではないのかもしれないと、ふと思いました。
植物が人間を見ていて、困った時「飛んで助けに来てくれる」ように、
悲しい時には動物(犬とか・・・)も優しい目をして慰めてくれるし、
人間同士だって会話が無くても不思議とわかり合えたりしますよね。
・・・例えばパーティーなどにいて、ふと目をあげると誰かと目が合ったりして。
そんな人とはお互いに求め合っているのかも知れませんね。
波長のようなもので…経験あります?

また、人生において必要な時に必要なひとに出会ったりします。
それを活かすには、精神を研ぎ澄ませておかなければならないと感じています。
出会いは私たちの未来を作る贈り物なのですから・・・
人は人によって磨かれるのですもの。

先日、夜の番組特集で、オーストリアの人達は100年以上耐える家屋を経てるため(持続可能!ROHASな考え方ですね)特に新月の日に木を伐採するのが慣わし、という話をしていました。新月の日に切り倒された木は、特に丈夫なんだそうです。
大学で科学的に成分分析すると、何と新月の木は木質が緻密で、極端に水分が少なく虫ヤカビを寄せつけないということが判ったということ。
あのストラディバリウスも新月の木で作ったそう。
丈夫な新月の木の家を増やすことは、大切な資源、木を多く伐り過ぎずにすむことから、新月の木を切る運動をしている人がオーストリアにはいるそうです。

植物も”月”の影響を受けているのですね。

日本でも古くから”闇夜の日の伐り”といって、新月に木を切り、神社・仏閣を建てる際利用していたとか・・・。あの法隆寺も新月の木なんですって。

最近、日本ではNPO・新月の木国際協会http://www.shingetsuno-ki.jp/main.htmlが丈夫で長持ちの国産木材の普及に活動を始めているそうです。
輸入木材に押されて不振の国産木材が生き残る道なんだとか・・・。山も人が入らなくなるとだめになるんですって。

人も植物も元来、海から陸上に上がってきた生物。
それゆえに潮の干満の影響を受けた痕跡があるのではないでしょうか。


=参考=      
”月の癒し”(飛鳥新社)という本の中で、作者のヨハンナ・パウンガー(Johanna Paungger )、トーマス・ポッペ(Poppe,Thomas)が述べています。
オーストリア・チロル地方に、数百年も昔から伝わる「月のリズム」を用いて、心と身体を美しく導く健康法を紹介した本です。
月の満ち欠けに合わせたバイオリズムはもちろん、どのような食事・美容法をしたらいいか、治療したい患部によって、適した月齢があるとか、どのようなハーブがよく働いてくれるか、などが書かれている本です。

この本の中で、”人が移り住んでくるごとに、その家の庭には、今住んでいる人に必要な薬草が自然と生えてくる。”といった内容があります。

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