窓辺のミントは太陽が好き
これはオーデコロンミント。去年の夏、LFE−アロマでハーブ講師としておいで頂いた、櫛舎道子先生から分けていただいたもの。
あの時、講座参加者全員に配られました。それぞれの環境の中、ミントたちは冬を超えたことと思います。
私のは西向キッチン窓辺で力強く冬を超えました。写真でお分かりでしょうか?葉っぱがすべて太陽の光り射す方向を向いています。けなげなものですね。でも窮屈そう。
桜の花のころになれば再び庭に開放してあげようと思います。
このオーデコロンミント、とても魅惑的香り。
魅惑の香りといえば、ペパーミントにまつわるこんなお話(ギリシア神話)があります・・・・
ペパーミントの学名はラテン語で”メンタ・ピペリタ”。
「ピペリタ」はペッパー(コショウ)のようにピリッとすると言う意味。そして、「メンタ」はギリシャ神話の水の精ミンタに由来します。
本来堅物の冥府の王が、ミンタの色香に心奪われていることに気づいた彼の妻が嫉妬に狂い、ミンタに呪いをかけて”草”にしてしまいます・・・
ペパーミントの魅惑の香りは水の妖精ミンタの色香そのもの。そして、ヒリヒリ、ぴりぴりするようなテイストは彼女の心の痛み。
そうそう、ペパーミント精油は夏の暑い時期、冷却効果があるので芳香浴や入浴の際に使う事もありますが、あまり多く使用するとヒリヒリ”寒い”ですので要注意!
ミント類は約25種類がありますが、中でもアロマテラピーで良く使うのは、
ペパーミント(Menta x piperita)
作用:冷却作用、抗ウイルス、強壮作用、特に心臓、脳、膵臓に対する刺激作用、神経強壮作用、卵巣からのホルモン分泌を調整する作用
*実は10月開講の教室で参加したアドバイザークラスの生徒さん(20代)が、初日に製作したペパーミント他(レモン、マンダリン)をブレンドしたコロンを嗅いでいた事もあってか、生理不順がすっかり解消されたとの事。
適用&用途:肝臓や膵液分泌の機能不全、頭痛、偏頭痛、坐骨神経痛、膿状の湿疹、
エイズ、高熱、老衰等の重度の患者のいる部屋の抗菌に非常に役立つ。
トラウマがある場合、強力なペインキラーに。
禁忌:乳児には使用しない事。過度に使用しない事。目の周辺にも使用しない事。
参考図書:エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 ジニー・ローズ著
ドイツ夫人のハーブ学 八木あき子著
メントール成分を多く含んでいるため薬効が高いと考えられています。ペパーミントの香りはガムや歯磨き類の日用品に多く使われていますので、良くご存知ですね。
以前、偏頭痛の方に以下のブレンドを試して頂きました。痛み緩和に即効性がありました。
{レスキュークリーム20ml}
ペパーミント3滴
クラリセージ2滴
マジョラム 4滴
Lfe−アロマ(新潟市中央公民館)の講座でも今期の活動で作りました。
会員募集中。
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コメント
私、やっちゃいました。ひりひり、寒々。小さな小瓶に入っていたのを、半分程いれたら、もう寒いのなんのって・・・本当に小さな小瓶だったんですよ。計量スプーンの大匙にも満たない量だったのに、かなりききました。夏なら良かったんですが、春先だったんで、お風呂の水(湯ですけど)抜いて入れ替えました。
投稿: 睦月 | 2005年3月23日 (水曜日) 21時03分