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百合の花のかおり


05-06-14_21-56.jpg新潟県津南町にアスパラ狩りに行った話は先日このブログ内でお伝えしました。
その時に津南町からお土産として特産のピンク色の「百合の花」を頂きました。
今丁度つぼみが開き、我が家の玄関からリビング中、甘い芳香で満たしています。

百合の話をします。

ユリ

学名 Lilium
科目 ユリ科
原産地 日本、朝鮮、中国
花言葉 誇り / 可憐な愛情

特徴 百合は日本でも有名な花ですね。
とても華やかで、見る者を魅了してやまない花。
万葉集にも大伴坂上郎女が詠んだ一首が見られるほど、古くから日本人にも愛された花です。

花言葉は純潔、無垢。
この花を愛する人は、誇り高くも、可憐な印象を与える人なのではないでしょうか?

百合には、おもしろい伝説があります。可憐に咲く百合の花に心を奪われた狩人が、熱烈なアプローチをしたところ、百合の花がその気持ちに応えて人の姿になり、二人は結ばれたというものです。実はその狩人は、フランスの王子であり、それからフランス王家の象徴として百合の花が扱われたという話です。

また、フランスのある作家は雌しべを生殖のシンボルと見立て、フランス王たちは一族繁栄の象徴にしたとしています。

一方、ギリシャ神話では女神ヘラの乳から百合が生まれたとされています。また、聖母マリアに受胎を告げる大天使ガブリエルの手に白いユリを持たせているのは、百合の処女性の象徴からです。このためキリスト教では聖母マリアの花が百合とされています。

百合という和名の由来は、「風に花が揺り動く」、「寄り合う」などの話があります。しかしながら、どの由来が正しいのかはっきりしたものはまだないそうです。

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