クールベ美術館展、オススメです。
新潟市美術館 開館20周年記念
「クールべ美術館展」を観てきました。
アロマテラピーで大切なことのひとつに、「感性を磨く」ことがあります。
南フランスの香料産地、グラースに住む世界的調香師=パフューマーたちもすばらしいブレンドを創造するにはそれに見合う「感性」が必要であると、月に2〜3回は芸術の都パリへ行きオペラや絵画に親しむといいます。
ギュスターブ・クールベ(1819〜77)は写実主義の巨匠といわれ、フランスの東部、スイスに近い山間の小都市オルナンで生まれます。
日常のありふれた風景、例えば鍋の穴をふさぐ職人の周りを囲む子供たちや、狩りの様子を描いたりして
かなり血の気の多い芸術家で、国家的犯罪を犯し、投獄を逃れるためスイスへ亡命。最後は故郷を想いながら失意のうちに客死。
晩年に描いた「シヨン城」は美しい1枚ですが、その城は中世の時代は囚人収容に使われていたそうで、裏側を知ると、切ないものです。
皆さんも是非巨匠の迫力を体験してみてください。
7月24日まで開催中です。
そして、美術館に併設の喫茶店にはポットサービスの中国茶などが美味しく楽しめます。
のんびりしてみてください。