アフリカの伝統医療がすごい!
昨夜、NHKBS世界のドキュメンタリー 「世界の薬草最前線」 12月11日(日) 後10:10〜0:00 を観た。
フランスのテレビ局が作ったドキュメンタリー番組で、まさかとは思っていたが、ベトナムの精油買い付けの場面では、私が所属するアロマテラピー協会・NARDベルギー本部代表のドミニック・ボドゥー氏が出演していた。ベトナムの山間部の農家で彼らは、桂皮の品定めなどをしていた。
NARDはフランス式のメディカルアロマテラピーの団体。精油は成分分析されているものを使用する。
さて、この番組だが、2004年にフランスで放送されたもの。タイトルは「PLANT WAR」。
アジア・アフリカの、薬用植物による伝統医療が編み出した薬が、エイズやマラリア等の疾患に対して、今素晴らしい成果をあげている。しかし、化学合成薬品に傾倒する先進諸国はエイズなどに効く薬草をブレンドした丸薬を、その気になればいつでも輸入できる所まで来ているのに、「見向きもしない」、という現状、問題を提起していた。
番組では、特にアフリカの伝統医療に注目、光を当てている。
国際規格を満たし、清潔な工場で作られた「エイズ」治療のための薬は、5人の伝統療法士が薬草をブレンドして作ったもの。これをエイズ患者に投与し、患者の血液サンプルを毎月アメリカの国立研究所に送る。結果、ある患者のエイズウイルスが減少、さらに免疫養成細胞CD4が増加したという。つまり、自己免疫力がアップするということだ。
アロマテラピーで使用する精油も免疫力がアップしますね。
番組でも強調されていましたが、植物は単体で使用するよりも何種類かブレンドした方が相乗効果が高まり、効果が上がるのです。
何千年もの昔から人々が伝統的に健康を委ねてきた植物、伝統的な療法。
21世紀の今だからこそ私たちはもっともっと、身近な植物の力に目を向けてもいいのではないでしょうか。
下記は、NHKのホームページからの番組案内。
有史以来、人間は薬草を治療薬として利用してきたが、19世紀からの近代西洋医学と分子物理学の発達にともない、先進諸国では大量生産が可能な化学合成薬品へと移行し、伝統的な薬草を用いた医療が滅亡の一途をたどっていった。
近年、莫大な新薬開発費を背景に、薬代が高騰してしまった先進諸国では、より安価で副作用がない自然の薬草への回帰が高まっている。一方、マラリアやエイズの蔓延に苦しむ途上国では、高価な先進国からの輸入医薬品ではなく国内に豊富にある天然資源を利用し、国内需要のみならず輸出までを目標において、植物性医薬品を開発している。番組は、先進国と途上国の薬草を原料にした医薬品の開発の現状を伝える。
(1)医療に光をもたらすか
第一話では、自然医学の歩みと、アスピリンなどの化学医薬品の発展の歴史、そして薬草市場拡大にゆれる先進国の現状を伝える。
(2)開発途上国を救えるか
第二話では、アジア、アフリカなどでの伝統医療とマラリアやエイズ、糖尿病などへの特効薬の開発に成功し、豊かな自然の恵みを生かして世界市場への参入を目指す途上国の現状を伝える。
制作:ARTE/フランス/2004年
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