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アルガンオイル

アルガンオイルをご存知でしょうか。

高い人気のケモタイプ精油メーカー、ベルギーのPRANAROM(プラナロム)社の植物油・アルガンオイル。これを使った生徒さんから大変な人気なのです。

その確かな効果、反響の声を複数いただきましたので、このページでご紹介することにいたしました。

20歳代のMさん「このオイル、ビックリしました。一晩で私の荒れた手指がスベスベになって、顔の肌荒れも無くなり、スベスベ。香りもいいです」

40歳代のTさん「香りも気にならず、お肌の弾力・ハリが増して、化粧の乗りもいいんです」

肌質によって個人差があると思います。中にはアルガンよりもスィートアーモンドの方が合うというマダムもいらっしゃいますので、いろいろ試してみなければ・・・

キャリアオイル(植物油)の選択は、精油の品質選びと同様、効果的アロマテラピーの為にはとても大切。

アルガン(Argania Spinosa)アカテツ科

モロッコの固有植物です。私が初めてこのことを知ったのは、2005年10月9日のナード・アロマテラピー協会主催、年に一度の東京セミナーです。

この年の1日目のセミナーテーマが、植物オイル。ドミニック・ボドゥー代表(薬剤師ベルギー、プラナロム社代表)は、2時間半に渡り、植物オイルと人類の係わり合いの長い歴史、その種類、美容と健康への効能をお話されました。(この時の資料は当教室ではインストラクターコース等でダイジェストをお話しています)

プラナロム社の植物オイルは、ヨーロッパでは食す人もいます。滋養があり、天然のビタミン類も豊富。前述のボドゥー代表は、サラダのドレッシングとして毎日召し上がっているとか。

このセミナーで、面白いスライド写真があったのです。アルガンの木に山羊が登っている写真。山羊はこの実を食します。おとぎ話のような光景。モロッコで絵はがきとして売っているようです。

成分組成は、リノール酸=オメガ6:25/100g  オレイン酸=オメガ9:65/100g  ビタミンE:8/100g

アルガンオイルは、ビタミンEが豊富で、抗酸化作用があり、老化のスピードを緩やかにし、肌のくすみをとりみずみずしくしてくれます。(オリーブオイルは数値なし) 資料:2005年ナード・アロマテラピーセミナーテキスト33ページ)

栄養面から見ても、植物油はビタミン(A,D,E,K)の優れた補給源。(圧搾法の種類にもよりますので、ご自分で成分を確認されて下さいね) 下記に効能を記します。

ただし、植物油はどれも一番絞りである事が重要です!

ビタミンE:酸化防止とフリーラジカル

ビタミンA:皮膚組織と視力を保護

ビタミンD:骨と歯のカルシウムの吸収を助ける

肌に塗っても、食しても美容と健康に素晴らしい効果が期待できそうですね。

7月のアロマトリートメントサロン PUA LEI では、植物油にこだわってみます。

今年のナード・アロマテラピー協会東京セミナーは、10月7、8日(大阪では10月6日)。

非会員でも参加できますょ。是非、最新の植物療法、アロマテラピーの話を求めて出かけてみませんか?

5月のアロマレーヌ調香セミナーでは、モロッコのアトラスシダーにスポットをあてましたが、その時にアルガン油についてもご紹介しましたね。モロッコには、とてもたくさんの貴重な植物が自生しているんですね。旅してみたい場所です・・・

私の脳裏から、地球をかつぐアトラス神の姿がはなれません・・・この意味、気になる方はお教室でお尋ね下さいね。

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後楽園駅前のアロマテラピー

後楽園駅前のアロマテラピー
ナード・アロマテラピー協会主催のアロマトレーナーセミナー受講の為、最寄駅の後楽園に。駅前広場に降り立ちました。
すると湿気を帯びた大気の中に爽やかなフローラルの香が。
梅雨時を彩る紫陽花からのものでしょうか。
そばで香りを確かめると、ほんのりささやか、奥ゆかしい香りがしていました。
午前9時半。都会のオアシス。やや緊張気味の私の心と身体を平常に戻して・・・。

昨日は嗅覚生理学・脳神経の話。今日は精油のブレンディング・調香。どちらも大沼由実先生。大変刺激的でプラスになる授業でした。
ブレンディングはとても楽しいですね。
早速、7月7日の新潟セラピスト勉強会・結で、香り遊びのひとつとしてご紹介いたします。

参加希望者お申し込み受け付け中。

お問い合わせください。

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マッチング;調香トレーニング

マッチング
ローズ精油、ゼラニウム・ブルボン精油、カモマイル・ローマン精油、パルマローザ精油・・・そして、サンダルウッド精油。

人気の市販トリートメントオイルを私流にマッチング。

マッチングとは、その香を嗅いで、それのにおいを再現すること。

「対象となるにおいを比較検討して再現してゆく方法。嗅覚を分析的に働かせる感覚的なやり方と、分析機器を用いて定量的にする科学的なやり方がある・・・香りを再現する調香過程は、嗅覚に依存するところが絶大なので、初めは嗅覚によるマッチングをトレーニングすることが基本となる」手元の本から抜粋。

マッチングしようと思い立ったきっかけは、最近、健草医学舎から新発売となった「ローズオイル」の香がとっても素敵で、私のスキンケアタイムを至福の時間にしてくれたから。

6月の初旬の気持ちの良い朝。窓を開け放ち、うっすらと香る庭のバラの花の甘い香りを感じながら、4種の精油のかおりと向き合う。

ローズ精油を中心に、ゼラニウム・ブルボン、カモマイル・ジャーマン、パルマローザと、1滴1滴香りを確かめながら、市販の香りに近づけてゆく。

かおりのハーモニーの中に、カモマイル・ジャーマンの姿(香り)が大きくなったり、小さくなったり。まるで、お転婆な女の子がかくれんぼをしているみたいに。

整ったところで、オリジナルにはないサンダルウッドを数滴。

香りの持続性を高め、保湿効果UP。

サンダルウッドを入れても、あまり香りのイメージは変わらないのですね。

マッチングのトレーニング、調香クラスでも行っています。

アドバイザー以上の資格をお持ちの方で、挑戦したい方はどうぞ。

健草医学舎のローズオイル、私の教室、サロンで 30代~50代のマダムに大変な人気です。

そのままのローズ精油の香りに比べて、柔らかくフレッシュなんです。

最近のスキンケアは、「心の癒し」にスポットがあてられています。アロマテラピーの精油を使ってのスキンケアは、真の美しさを追求する女性の皆さんには理想的。

香りでスキンケア・・・素敵です。

初心者の方は、アロマテラピーベイシックコースでアロマのスキンケアを学んでいただけます。現在、ヨークカルチャーセンター(新潟市本町)で6名。西新潟本校で数名のビギナーさんが教室にお出でになっいています。

ある50歳代の生徒さんは、そのままでとても美しい人なのですが、アロマ・アンチエイジングクラスに通われるようになり、現在は、化粧水としてハーブウオーター(ローズやパルマローザ)と、プラナロム社の植物油だけのシンプルスキンケアがお気に入り。口元の小ジワが改善したと大喜びされていました。

本物の香りに触れて、日毎に美しくなっていかれる皆さんに、ベルギープラナロム社の精油、国産のハーブウオーターを生産している日本で唯一といえる健草医学舎の製品の確かさを実感しているところです。

日々、製品の管理に努力されている皆様に感謝。

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ローズウッドの音色

ローズウッド

今夜はマリンバの演奏会に行ってきました。
そこで偶然!とっても素敵な「香木」の音色に出会いました。
このマリンバ、「ローズウッド」で出来ているそうです。シナモンと同じクスノキ科の香木。

アロマテラピーをする方は「ローズウッド」よくご存知のことでしょう。

まさか、あのローズウッドが、高価なオランダ製マリンバにまでなっているとは・・・

ローズウッドの精油の香り、精神的にお疲れの方の心を優しく癒します。パゥダリーでソフトな、ローズの香りに森林の香りをブレンドしたようなスッキリ・フローラルな香りですね。

ゼラニウムやパルマローザとともにローズの代用品とも言われ、スキンケアや香水作りに重宝します。痛んだ髪にも。

今夜の演奏会、フレンチなマリンバの音色をイメージしながら、ローズウッドのアコードを沢山とってみたくなりました。

池上英樹さん、かなり素晴らしい奏者で、ローズウッドのマリンバを素敵にくゆらせ、聴衆を魅了していましたょ。現在は山梨県在住。

彼は、高校時代まではロック・ドラマー。クラッシックと出会い、強く惹かれ、フランスへ留学。国際的なコンクールで最優秀賞を獲得。その後も研鑽を積み、奨学金を得てフランス・パリ国立高等音楽院、パり国立音楽院へ。ドイツの音楽大学へ入学し、打楽器を一から学びなおすなど、経歴がすごい。

是非機会があれば、みなさんも彼の音楽を聴いてみてくださいね。

ラベルの「ボレロ」がラストの曲でした。数年前、新潟県民会館で観た、シルヴィー・ギエムのストイックな姿態・踊り、ボレロ・新潟公演の感動が蘇りました。

アンコールの「サトウキビ畑」♪ザワヮ~ まで彼の音楽の世界に惹き込まれました。

ドビッシーの「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」では、α波が・・・ちょうどその頃、夕刻ほの暗い日本海にいさり火がともりだして・・・

夕闇の新潟を、地上31階・ワイドガラスのスクリーンから見下ろしながら、極上のローズウッド・マリンバを堪能させていただきました。

ローズウッド、気持ちが明るくなるような、そんな香りがします。心が疲れていて何だか自分のことが好きになれないような時、ありませんか?

そんな時きっと元気付けてくれるかもしれません。

ローズウッド 学名:Aniba rosaeodora

主成分:d-リナロール(神経強壮、疲労回復作用等)

神経性うつ病、躁うつ病、強迫観念、固定観念、神経疲労

アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、痛んだ髪、皮膚の老化、シワ予防、シミ、ソバカス、肌にハリがないとき、にきび、水虫

ローズウッドの音色は、そのかすかな音さえ澄み切った朝の、颯爽とした風を感じました。

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カーブドッチでランチ

カーブドッチでランチ会

いつも楽しい話題で盛り上がる、アロマクラスの皆さんと新潟市郊外のワイナリー カーブドッチを訪れました。

薔薇のお庭は今が花見時。
清々しい風に甘い芳香がしてうっとり。

ランチは庭を見渡せるメインダイニングで。
今、薔薇の季節限定「ラ・ビィ・アン・ローズ」のセットMenuが人気のようです。

地下のワイン蔵も見学、みなさん、カーブドッチのホスピタリティと地下ワイン蔵の香りに癒されたご様子、帰る頃には皆さんのお顔がばら色に、笑顔一杯!生き生きとした表情に。

ワインのアロマ・・・ご存知のように、ワインにもテルペン成分が含まれています。

リナロール、ゲラニオールは、マスカット品種に。リースリングにはリナロールが多く含まれています。

*新潟市の中心部から海沿いのドライブコースで約20~30分。カーブドッチには美味しいものがたくさん。

薪小屋で地ビールと自家製ソーセージの盛り合わせもお気に入りです。でも、女性同士ですとやはり、本店のレストランの雰囲気が落ち着きますね。久しぶりに訪れたのですが、メニューがわかりやすくなっていて、しかも美味しく楽しい感じ。ドリンクメニューも豊富で、ドイツのメーカーのハーブティー(ものすごく濃い感じで効きそう)にも心惹かれました。

もう一つ、去年の秋にオープンしたピザとワインのお店「フェルミエ」も人気高いですね。

石窯パンやごとらってのジェラートなども。

カーブドッチエリアは美味しいものが一杯で、胃袋がいくつあってもたりませんね。

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