ハンネ・マルクワット先生のセミナーから
ドイツのリフレクソロジー領域での第1人者、ハンネ・マルクワット先生の東京セミナーに参加しました。ハンネ先生は、今年2008年9月でリフレクソロジーを始めて50周年。1933年生まれの75歳。
プロフェッショナルとは何か。一流の気概に触れ、清々しい学びの時間でした。
セミナーは当初ドイツ語で行われる予定でしたが、ハンネ先生が日本の私たちのことを気遣って、急遽、流暢で判りやすい英語で行って下さいました。
ドイツ国内、国外に15校の独立したリフレクソロジーの教育機関を展開し、医療従事者向けに世界中でセミナーを開催されています。ハンネ先生の学校では、「Patient,患者さん」の為のリフレ「リフレクソセラピー」。医療に付随するセラピーなのです。
東京での今回のセミナーは、一般のセラピストも参加OK,という異例のもので、医療従事者以外に教えるのは最初で最後であると言われています。会場の片隅に、存在する事ができて本当にラッキーでした。
ハンネ先生の言葉は優しげな「哲学者」の様。ひと言ひと言が経験に裏打ちされ、心に重く響く。学校でこれまで、6万人を養成してこられたという。
ドイツでは、リフレに合わせて、様々なセラピーをその患者さんに合わせて施術するのが一般的。ハンネ先生は、経絡、アロマテラピー、クレニオセイクラル 等様々なセラピーの知識があります。
「私たちに必要なのは・・・Hand(手) Heart(心) Knowledge(知識)」
「私は完璧になる事にこだわらない。日々何を表現し、発見するのか・・・楽しみです」とハンナ先生は言います。豊かな人間性に触れることができ、至福のひと時でした。
飽くなき探究心と、生きる時間を最大限にエンジョイする心。彼女の優しさ・旺盛な生命力に、私は無限大の可能性を感じました。
ドイツのシュバルツバルト(黒い森)地帯のケーニクスフェルド、豊かな大自然の中にハンネ先生のフットリフレ・スクールはあります 。
講座終了後、記念に一枚撮らせていただきました。ご自分のイスに優しく手招きして、その半分に私を座らせてくださいました。手元にあるグリーンと白の装丁の本は、「フット・リフレクソロジー療法事典」。世界13カ国で翻訳されている先生の著作。
日本では去年6月に翻訳・出版されました。
ハンネ・マルクワット先生の経歴:1933年生まれ、1951年~1954年までイギリスで看護士(SRN)の教育を受け、1955年マッサージ師の国家試験合格。1967年まで自分の診療所でフットリフレクソロジーを施術し経験を積む。1970年以来、フットリフレクソロジーの教育本校を設立し、医療従事者の継続教育としての専門家養成に力を注ぐ。1980年から国内外に15校の独立したリフレクソロジー教育機関を展開。
このセミナーにお誘いいただき、本物に触れる機会を与えてくださった高岡ひとみ先生に大感謝です。今回学んだことを生かし、少しでも多くの方に施術をさせていただきたいと思います。
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