香りの創造
香りの創造・・・とても大げさなことのように聞こえるかもしれませんが、感じる心があればどなたでも。
先日、スキンケアがテーマのアロマ講座4レッスン目のクラスで『シトラスミント』の香りを調香していただきました。
精油をスポイトで1滴づつ垂らしてゆく本格的な調香です。緊張感あふれる教室。40~50分かけてじっくり、香りの本質と自分の嗅覚、自分自身の内面と向き合います。
「必要なものは、精油とビーカー、ガラス棒。そして、感性。」「無心」じっくりと向き合う時間は私には至福の時間。この感覚は、茶道の世界に似ています。
茶道。母の影響で子供の頃からあの空間が好ましく、中学高校と茶道部におりました。シュンシュンと湯の沸く音や、その場を共有している人々の、こころの揺れを感じたり、思いやる気持ちがあふれる感覚が、とても居心地良く感じるのです。
調香すると、どんな人にも「優しい時間」が流れる・・・そして、癒される。
心の疲れがとれる頃、手元のビーカーの中には、唯一無比の香りが誕生しています。
みなさん、初めてとは思えないほど、それぞれの香りを創造されました。
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