ローズウッドのお話し
ローズウッド。
香りも良く、美容効果の期待できる精油。感染症予防や、ストレスにより起こる症状に効果的。
リナロールが主成分ですので、フローラル、ウッディ、レモン様の香りも感じます。ムエットにつけてしばらく経過すると、スパイシーさが際立ちます。
この香りは、かいだ瞬間に魅かれる、人気精油のひとつ。
ブラジル~ギアナの広大なジャングルに自生している樹木ですが、無秩序な伐採により、現在「枯渇植物」として様々な問題をかかえる植物の一つ。
《ケモタイプ精油成分分析票から主な化学成分》
学名 Aniba rosaeodora var.amazonica Ducke
英名 Rosewood oil
別名 Bois de Rose
ロット番号 BARB2
モノテルペンアルコール類(90.18%)
・リナロール 84.30%
・α‐テルピネオール 4.03%
・ゲラニオール 1.25%
他、ボルネオール、テルピネン‐4‐ol
物理的特性
比重:0.8780
屈折率:1.4635
施光度:-8.5
テルペンには l(エル)体とd(ディー)体があり、リナロールもそうです。
そして、l-リナロールは木部と樹皮に多く含まれ、d-リナロールは小枝や葉に多く含まれると言われます。
大変豊かな香りはグラース(南フランス)等の高級香水業界でも珍重され、無秩序、無差別に伐採され続けた為に以前絶滅の危機に。
木部から精油を抽出するため伐採をしなければならないので、やはりそのような結果になるのですね。
このままではいけない、ということで、業界団体が1999年にブラジル政府に対して「ローズウッドの伐採規制の指針を作ったらいかがでしょう」との注意喚起をしたそうな。
その後、ブラジル政府が新しい伐採規則を設け、2007年から伐採を許可するようになったそうです。
抗菌活性が高い、リナロール主成分。また、フェノール類に比べて安全性が高いと言う事から、ホームケアのアロマテラピーに欠かせない存在。
*美容と皮膚疾患にローズウッド大活躍
この植物の原産地、アマゾン原住民は昔からローズウッドの効能を良く知っていて、怪我や傷の手当に使用していたとか。
抗菌活性が高く、しかもフェノール類よりも皮膚にやさしいので、私も皮膚の疾患(ニキビ、傷の治療)にローズウッドを良く使用します。
乾燥肌、くすみ肌の皮膚組織を活性化させ、皮膚を柔らかくして,キメを整えます。
アロマ・フレグランス講座ではレッスンの中で、ローズ精油とローズウッド精油他をブレンドして、アンチエイジング効果を期待したブレンドオイルを作るのですが、ローズにローズウッドを加えることで、シナジー効果が生まれるもの。
これに、植物油の、ローズヒップやアルガン、月見草に希釈して使えば、オーダーメイドの美容液に・・・
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