初香2010
マダガスカル産のバニラの鞘です。
元旦のポストに、年賀状の束と共に鞘3本の入った封書が届きました。
「今年も香りと仲良くしましょう」という神様から?のメッセージでしょうか。
こうして私の2010年がスタートしました。
さて、バニラは、お菓子作りにはかかせないエッセンスとして知られていますが、
アロマテラピーの世界でも大変重要な素材です。
私は浸出油にして自然香水を創る際に活用しています。
このような貴重な、しかも最高級品をくださったのは、以前このブログでもご紹介した新潟市中央区「アピの会」のkurataさん。
彼女の主催された「アーユルベーダ」の勉強会に以前参加させていただいたことが切っ掛けで、お会いすることがあり、お近づきに。
元日の明るい太陽の光を浴びて、キラキラとバニラが光っています。
浸出しやすいように鋏を入れて細かくカットします。
鞘はとても柔らかく、まるで茹で上がったパスタをカットしているような感触。
切り口からは、ネットリとした濃いチョコ色の実のようなものが見えます。
香りは、限りなく「あまい」ということも無く、漢方薬のような深い草の匂いが少し。
思い起こせば、2008年の秋、ナード・アロマテラピー協会のマダガスカル研修のお土産として、高岡ひとみ先生からたくさんいただいた時にも、浸出油を作りました。
完成までには6週間ほどかかります。
この時は、秋から浸出し、2009年1月の「初香」の会に間に合いました。
2010年の初香は、この浸出油の完成を待って開催したいと思います。
折角の素材ですので、生徒の皆様と一緒に楽しみたいです
2月12日には浸出油を濾して出来上がる予定です。
2010年の「初香の会」もお楽しみに
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