毎年恒例の「NARDアロマテラピーセミナー」に行って参りました。
年に一度、ベルギーNARD本部代表から最先端のアロマテラピーのお話を聴くことのできる貴重な時間です。
今年も楽しみにして、お茶の水の会場へ向かいました。
17年目のこのセミナー、今年も、
ベルギーNARD本部ドミニック・ボドゥー代表(薬学博士)が教壇に立ち、
マダム・コウノ(ベルギー在住)のフランス語通訳が逐次入ります。
ここでは、
確かで揺るぎのない最先端のアロマテラピー、
数々の「処方」が紹介されます。
そうです!
精油には、科学的に、
薬効を高める「処方」があるようなのです。
ベルギー本部では、大勢の生化学者達が、精油の薬理について研究し、臨床を重ねているんですょ。
ボドゥー氏はその中心に居ます。
私は2004年から毎年セミナーに出席してきました。
参加する度に新たな発見が。
今年も感動的な新発見がありました!
ボドゥー代表のプロフィールに新しい肩書きが増えていたんです。
モロッコのAbdelmalek Essadi(アブデルマルクエサディ)大学・サイエンス学部・科学アロマテラピー教授に
就任されたとか。
サイエンス学部でアロマテラピーを学ぶなんてワクワクしませんか!?
ブラヴォー
日本の医科大学でも、ボドゥー氏のアロマテラピークラスがあればいいのに。
人類の未来が健康で自由であるために、アロマテラピー=『芳香植物療法』は必要です。
多剤耐性菌に対抗するためにも、アロマテラピーの科学が今よりも臨床現場の『医師』達に広まり、必要な患者に恩恵がもたらされるように。
ボドゥー氏は、今後、医学を志す人々や精油の効能を知らない医師達に、
特にガン治療の現場でアロマテラピーを応用研究をしてゆきたいと語っていました。
力強く語るボドゥー氏を見て、
真っ直ぐに精油の道を歩いているんだ・・・と。
来年はどのあたりまで進むのでしょう。
私も、私の出来ることをしよう。
ひた向きに、ブレることなく。
アロマテラピーで笑顔が増える、そんな未来が楽しみです。

アロマテラピーは、
成分分析されたケモタイプ精油を使用することが絶対条件で、
ヨーロッパで、治療の際には、皮膚塗布と経口投与の「メディカルアロマテラピー」が主流です。
成分分析されたケモタイプ精油を使用する事は、安全と確かな効果をもたらします。
だからこそ、アロマテラピーは、
バランスを崩した方の体質を改善したり免疫系を調整するのです。
私たち、NARD JAPANの教育を受けたアロマセラピストはこの部分を一番大切にしています。
さらに、ホリスティックなアロマテラピーもとても大切にしています。