
新しい香りが手元に届きました。
カタフレイです。
マダガスカルからやってきた、プラナロム社の植物精油。
この精油に添付されている、成分分析表の発行日は2010年10月20日ですので、
この秋、日本初上陸
早速、封を開けます。
主な芳香分子は、イシュワラン。
NARD JAPAN編集の「精油事典 ver.6」にまだその名はありません。
来年4月に出版予定の「ver.7」に掲載されるのでしょうか・・・。
カタフレイに含まれるイシュワランは、含有率25.26%。
セスキテルペン炭化水素類です。

ロット番号 BCGB2
新しい精油。
手元にあるのは、精油の成分分析表だけ。
でも、充分な情報。
昨夜は、含有の芳香分子を洗い出し、既に経験済みの精油と比較しながらイメージをふくらませて楽しみました。
プロフィールを、フリーハンドで円グラフにしてざっとひも解いてみました。
・セスキテルペン炭化水素類:68.82%
イシュワランを25.26%
α‐コパエンは、6.52%(レモンバームやミルラ等に含有)
β‐エレメンも、6.52%(ミルラ等に含有)
α‐クルクメン、5,03%(レモンバーベナに含有)
アロアロマデンドレン、2.97%(タナセタムに含有)
δ‐カジネン、2.53%(アトラスシダーに含有)
γ‐ミューロレン0.62%(ロックローズに含有)
・セスキテルペンアルコール類:1.68%
ネロリドール0.12%(ネロリに含有)
α‐ビサボロール0.70%(カモマイルジャーマンに含有)
スパスレノール0.08%(スパイクナード、レモンバーベナ、ランタナに含有)
・モノテルペン炭化水素類:2.43%
α‐ピネン
β‐ミルセン
δ‐3-カレン
・モノテルペンアルコール類:0.28%
リナロール
ボルネオール
テルピネン‐4‐ol
・酸化物類:0.98%
・ケトン類:0.04%
炭素原子15個のセスキテルペンを約70%含んでいますので、非常に肌に優しく、鎮痛作用、抗炎症作用も期待できそう。
心身の疲れを回復させ、痛みを取り除き、ホルモン様作用もあるようです。
さらに、ケトン類のジャスモン含有。
様々な芳香分子が数多く、微量に含まれ、大変バランスの良い香りです。
本日の授業で、ナード・ジャパン認定アロマセラピストコースの生徒さん達とともに、ボディトリートメントにこの精油を使用してみました。
ゼラニウム・エジプトと、ラベンダー・アングスティフォリアとのブレンドで。
すると、夕方には・・・
身体のだるさはありませんが、まるで雲の上を歩いているような感覚に。
今夜はよく眠れそうです
明日は、柑橘とローズマリーか、テルペン系アルデヒド類を含む精油でブレンドして、トリートメントに使用してみます。
カタフレイ、面白い精油。
芳香分子の含有が素晴らしいのに、
お値段は手ごろで4千円台で・・・
ロックローズやミルラ、アトラスシダーの香りにひかれてしまう人は要チェック
皆さんにご購入いただけるのは、11月中旬以降になります。
ご予約いただけますょ
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カタフレイでトリートメントした翌日の様子をご報告します。
尿量の増加。
朝の散歩後(40分間)、体の芯から元気になった感覚がある。
心身ともにバランスが整い、絶好調に。