« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

自然香水を作る講座を。

アロマテラピーを通じて、素敵な出会いをいただいております。

今回は、新潟市東区にあります「木戸病院」にお邪魔しました。

土曜日の午後、

会場に到着すると、

寒い中、担当の方が

外で待っていてくださって、感激です。

Kさん、有難うございました

白衣がまぶしいKさんに導かれて、

木戸病院の集会場(結構広い空間)へ。

この日の講座は、リクエストにより「調香」です。

「日々のストレスを忘れるための香り」をつくります。

初めてアロマテラピーで、ビーカーとガラス棒で。

精油を1滴ずつ落としてゆきながら、

香りを確かめながら、

オリジナルの香水をお創りいただきました。

全員、アロマテラピーが初めての方ばかり。

そんな中で、「調香」は難しいかしら・・・・

と心配しておりましたが、取り越し苦労でした。

皆さん、とてもお上手

めいめいにお渡しした、ビーカーとガラス棒を駆使して、

真剣に香りの創造に取り組んでおられました。

「香りは苦手」という方もこれを機に好きな香りを見つけて下さいました。

30~40分がたったでしょうか、それぞれ素敵な香りを構築されました。

≪それぞれの香りに名前をつけて・・・≫

・モーニングオレンジ ・青春の追憶

・ねむりの精   ・花の丘  

・Balance  ・太陽の香り

・優心   ・夢のソナタ

あわただしい朝の活力剤に、こころのバランスをとるために、忙しい毎日の中でも、家族に優しく出来るように・・・等など。

みなさん、それぞれ思いあふれる香り創り。

「青春の追憶」の方は、あと数カ月で還暦をお迎えになるとのことですが、香りを嗅いでいたら、青春時代の甘酸っぱい記憶がよみがえって来たそうです。

香りって、タイムマシーンにもなるのですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シーズン☆到来☆

シーズンですね
季節を感じる光景です。

そろそろ年末&クリスマスシーズン到来ですね。

サンタクロースの住んでいる家を模した、チョコレートの箱です。

12月のカレンダー、数字の箇所が写真のように開けられるようになっていて、中にはミニサイズのチョコレートが1個ずつ入っています。

夢のあるデザインで、思わず写真を撮らせていただきました。

そういえば、今年はウィルス性腸炎が流行っていますし、

嫌な症状が長引く風邪も流行っているようです。

インフルエンザも心配なシーズン到来ですね。

明るく元気にこの冬を乗り越えるため、アロマテラピーを活用されてみませんか?

感染症予防と治療への補助が可能です。

植物精油の中には抗生剤に匹敵するくらい強力な、抗菌・抗ウィルス作用を持っているものも!

そこで、

これからのシーズン、風邪やインフルエンザ流行時にオススメのアロマ健康法は・・・

1、アロマジェルで手指を消毒、香りを吸入する

2、精油をハンカチに1~2滴垂らし、リスクのある場所で嗅ぐ

3、ハーブウォーターでうがいをする

4、コップにぬるま湯を入れ、目的の精油1滴を落としうがい

5、精油のカプセルを飲用する

私は上記の方法で、ここ数年間、風邪やインフルエンザにかかることがなくなりました!!

さらに、植物精油には抗菌作用と合わせて、免疫刺激作用、抗炎症作用が期待できます。

これは、抗生物質がヒトの免疫力を低下させてしまうのとは対照的ですね

*抗ウィルス対策アロマジェル30ml 精油濃度 5% *

基材)
ジェルナチュレ  20ml
ティートゥリー・ウォーター(又は精製水) 10ml

精油)
スィートオレンジ  6
ペパーミント    4
ユーカリ・ラディアタ10
ティートゥリー   10


参考*
ティートゥリー 
Melaleuca alternifolia

フトモモ科
殺菌効果はフェノール係数からいえば、1113倍。
*フェノール係数:フェノールの抗菌力を1とした場合の抗菌力

オーストラリアのニューサウスウェールズ州(州都シドニー)に広がる森林湿地帯原産。

強靭で生育の早い常緑樹。樹高は8メートルにもなる。

ティートゥリー精油は高用量で長期にわたり皮膚塗布すると、皮膚が乾燥しますので注意が必要です。しかし、真正ラベンダー精油とブレンドして使用すると肌の乾燥を予防できます。
皮膚のアレルギー発症を防ぐため、品質の良い精油を購入し、開封後1年以内に使い切ること、使用頻度が高すぎたり、使用期間が長すぎたりしないよう気をつけることをお勧めします。

新型インフルエンザの流行でパニックになった昨シーズン、注目を集めた論文がありました!

富山大学医学部のグループが発表した、植物精油の直接接触および芳香暴露の抗インフルエンザウィルス作用に関する研究結果です。

この実験の背景には新型インフルエンザウィルスの出現と合わせて、既存の治療剤(抗生物質)が効かない耐性ウィルスが出現する中で、インフルエンザに対する新しい治療と予防法を新たに模索する必要があるからとういうこと。

富山大学の実験で使用されたのは、私も愛用のプラナロム社の精油。

実験結果は、ティートリー精油、ラヴィンツァラ(ラベンサラ)精油の希釈溶液の塗布、ユーカリ・ラディアタ精油の吸入は、インフルエンザ予防・症状緩和に期待できるというものでした!

さて、約42000年前。気の遠くなるような大昔。オーストラリア大陸の原住民「アボリジニ」達は怪我や体調不良時には、湿地帯に自生する緑の木の下の水たまりに浸かり、からだを治していました。

水たまりには、葉が自然に落下、水たまりの中には植物の薬効成分が溶け出し天然の薬水になっていたんですね。

アボリジニはこの植物の薬効を民話等にして語り継ぎました。

それにしても4万年以上もすたれないって、「本物」なんだと思いませんか?

この植物は「Melaleuca arternifolia(ティートゥリー)」。

前述の実験でも効果が試された、通称「天然の抗生薬」と呼ばれるスーパー精油。

現地では4万年以上も昔から人々の健康維持(ケア)と治療(キュア)の現場で活用されてきましたので、地元大学でも研究され、ティートゥリー精油はアロマの精油の中でも最も研究の進んだ精油となりました。

例えば、イギリスのマンチェスター大学の研究でも、ティートリー精油他アロマテラピーで使用する精油は、大腸菌や、耐性菌のひとつMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を2分以内に破壊することが判りました。

この結果を国営テレビ局BBCはニュース番組内で報道(200412月)しています。

ところで、
私たちが使用する際注目したいのは精油に含まれる化学成分と比率です。
インフルエンザ等の感染症予防に効果が期待できるティートゥリー精油には、モノテルペノールとモノテルペンがほぼ11で含まれ、18シネオールが5%以下でなくてはなりません。

必ず購入前に成分分析票で確認しましょう。

オーストラリアの冬に収穫されるものは18シネオールが60%にもなってしまうので、夏に収穫されたものが抗菌力の高いティートゥリーということになります。

アロマテラピーが日本に上陸して約25年。統合医療への注目とともに、アロマテラピーの科学的研究は活発化しています。

私たちの祖先が生活の知恵の中から発見した植物の癒しの力を「科学で解明する」時代になったことで、濃度や使用頻度などを的確に行えば、自分自身や家族の健康をアロマテラピーで守ることのできる時代に向かいつつあるのです。

皆さんもアロマの知識を身につけ、健康維持(ケア)&治療(キュア)に役立ててみてはいかがでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

冬の前、秋のただ中。

冬の前、まだ秋の中。
玄関を開けたら、自然の造形美。

秋の真っただ中。

2010年秋のもみじは、近年にない程、美しく色づいています。

2日間続いた小春日和も、明日には真冬に変わりそう。

季節の進みは急速に冬へと向かっています。

暖かな秋の宵に、

心温まる光景と、言葉に出会いました。

新潟市出身の作家・坂口安吾を記念した市の第5回「安吾賞」の授賞式会場を訪れました。

りゅーとぴあ・新潟市民芸術文化会館の劇場へ。

安吾賞は、坂口安吾のように、様々な分野で独自の挑戦を続ける人に贈られます。

これまで、瀬戸内寂聴さん、俳優の渡辺健さん等が受賞しています。

今年、第5回の受賞者は日本文学研究者・ドナルド・キーンさん(88歳)。

市特別賞には、「こわれ者の祭典」代表の月乃光司さん(45歳)。

二人ともとっても嬉しそうで、キラキラして、こちらまで幸福な気分に。

幸福な人は、周囲の人をも幸せにするのですね。

ドナルド・キーンさんは、18歳の時に偶然出会った源氏物語(英訳)の美しさに衝撃を受け、この美しい文学を誰かに伝えたいと思い、それ以降これまでの70年間!多くの人が日本文学を愛するよう研究を続けてきたそうです。

日本人よりも日本の文化を愛し造詣が深い方です。

「真実は本の中にあるが、情熱は教師の中にある!!」と、

はっきりとした日本語でキーンさんは言いました。

キーンさんはアメリカのコロンビア大学で教鞭をとり、アメリカ人に日本文学の素晴らしさを伝えていたそうです。

「伝えたい情熱」にかかりきりになり、楽しんでいると

あっという間に時は過ぎるものなのでしょうか。

私の日々も、まさに今そうかもしれない。

「アロマテラピーの可能性・精油の素晴らしさを伝えたい」という情熱があります。

もしも情熱がなくなれば、毎日が今より色あせたものになってしまうかも、ふとそんなこと考えました。

きっと、教える側に立つ人間は「情熱」がないと生徒に何も伝えられず、伝わらない。

好きなこと。

私も楽しくゆこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NHK番組あさイチで「アロマ」特集!!

NHK総合テレビ「あさイチ」で、アロマテラピーの特集番組を放送します。
もしご興味がありましたらご覧ください。
番組メインテーマ:
「イチおしアロマパワーで私が変わる」
放送日:12月6日(月)8:15~9:54
内容:今回注目するのは、様々な効能の実証が進む「アロマ」。日本の窓口である羽田国際ターミナル、認知症のケアで、スポーツで、企業のブランドイメージアップで・・・と大活躍。
最新科学データを盛り込みつつ、先端の現場でのアロマの達人技を紹介。
杏林大学の古賀良彦先生もご出演されます。

番組ホームページ↓

http://www.nhk.or.jp/asaichi/weekly/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »