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シーズン☆到来☆

シーズンですね
季節を感じる光景です。

そろそろ年末&クリスマスシーズン到来ですね。

サンタクロースの住んでいる家を模した、チョコレートの箱です。

12月のカレンダー、数字の箇所が写真のように開けられるようになっていて、中にはミニサイズのチョコレートが1個ずつ入っています。

夢のあるデザインで、思わず写真を撮らせていただきました。

そういえば、今年はウィルス性腸炎が流行っていますし、

嫌な症状が長引く風邪も流行っているようです。

インフルエンザも心配なシーズン到来ですね。

明るく元気にこの冬を乗り越えるため、アロマテラピーを活用されてみませんか?

感染症予防と治療への補助が可能です。

植物精油の中には抗生剤に匹敵するくらい強力な、抗菌・抗ウィルス作用を持っているものも!

そこで、

これからのシーズン、風邪やインフルエンザ流行時にオススメのアロマ健康法は・・・

1、アロマジェルで手指を消毒、香りを吸入する

2、精油をハンカチに1~2滴垂らし、リスクのある場所で嗅ぐ

3、ハーブウォーターでうがいをする

4、コップにぬるま湯を入れ、目的の精油1滴を落としうがい

5、精油のカプセルを飲用する

私は上記の方法で、ここ数年間、風邪やインフルエンザにかかることがなくなりました!!

さらに、植物精油には抗菌作用と合わせて、免疫刺激作用、抗炎症作用が期待できます。

これは、抗生物質がヒトの免疫力を低下させてしまうのとは対照的ですね

*抗ウィルス対策アロマジェル30ml 精油濃度 5% *

基材)
ジェルナチュレ  20ml
ティートゥリー・ウォーター(又は精製水) 10ml

精油)
スィートオレンジ  6
ペパーミント    4
ユーカリ・ラディアタ10
ティートゥリー   10


参考*
ティートゥリー 
Melaleuca alternifolia

フトモモ科
殺菌効果はフェノール係数からいえば、1113倍。
*フェノール係数:フェノールの抗菌力を1とした場合の抗菌力

オーストラリアのニューサウスウェールズ州(州都シドニー)に広がる森林湿地帯原産。

強靭で生育の早い常緑樹。樹高は8メートルにもなる。

ティートゥリー精油は高用量で長期にわたり皮膚塗布すると、皮膚が乾燥しますので注意が必要です。しかし、真正ラベンダー精油とブレンドして使用すると肌の乾燥を予防できます。
皮膚のアレルギー発症を防ぐため、品質の良い精油を購入し、開封後1年以内に使い切ること、使用頻度が高すぎたり、使用期間が長すぎたりしないよう気をつけることをお勧めします。

新型インフルエンザの流行でパニックになった昨シーズン、注目を集めた論文がありました!

富山大学医学部のグループが発表した、植物精油の直接接触および芳香暴露の抗インフルエンザウィルス作用に関する研究結果です。

この実験の背景には新型インフルエンザウィルスの出現と合わせて、既存の治療剤(抗生物質)が効かない耐性ウィルスが出現する中で、インフルエンザに対する新しい治療と予防法を新たに模索する必要があるからとういうこと。

富山大学の実験で使用されたのは、私も愛用のプラナロム社の精油。

実験結果は、ティートリー精油、ラヴィンツァラ(ラベンサラ)精油の希釈溶液の塗布、ユーカリ・ラディアタ精油の吸入は、インフルエンザ予防・症状緩和に期待できるというものでした!

さて、約42000年前。気の遠くなるような大昔。オーストラリア大陸の原住民「アボリジニ」達は怪我や体調不良時には、湿地帯に自生する緑の木の下の水たまりに浸かり、からだを治していました。

水たまりには、葉が自然に落下、水たまりの中には植物の薬効成分が溶け出し天然の薬水になっていたんですね。

アボリジニはこの植物の薬効を民話等にして語り継ぎました。

それにしても4万年以上もすたれないって、「本物」なんだと思いませんか?

この植物は「Melaleuca arternifolia(ティートゥリー)」。

前述の実験でも効果が試された、通称「天然の抗生薬」と呼ばれるスーパー精油。

現地では4万年以上も昔から人々の健康維持(ケア)と治療(キュア)の現場で活用されてきましたので、地元大学でも研究され、ティートゥリー精油はアロマの精油の中でも最も研究の進んだ精油となりました。

例えば、イギリスのマンチェスター大学の研究でも、ティートリー精油他アロマテラピーで使用する精油は、大腸菌や、耐性菌のひとつMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を2分以内に破壊することが判りました。

この結果を国営テレビ局BBCはニュース番組内で報道(200412月)しています。

ところで、
私たちが使用する際注目したいのは精油に含まれる化学成分と比率です。
インフルエンザ等の感染症予防に効果が期待できるティートゥリー精油には、モノテルペノールとモノテルペンがほぼ11で含まれ、18シネオールが5%以下でなくてはなりません。

必ず購入前に成分分析票で確認しましょう。

オーストラリアの冬に収穫されるものは18シネオールが60%にもなってしまうので、夏に収穫されたものが抗菌力の高いティートゥリーということになります。

アロマテラピーが日本に上陸して約25年。統合医療への注目とともに、アロマテラピーの科学的研究は活発化しています。

私たちの祖先が生活の知恵の中から発見した植物の癒しの力を「科学で解明する」時代になったことで、濃度や使用頻度などを的確に行えば、自分自身や家族の健康をアロマテラピーで守ることのできる時代に向かいつつあるのです。

皆さんもアロマの知識を身につけ、健康維持(ケア)&治療(キュア)に役立ててみてはいかがでしょうか。

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