うつ病について考える。
最近、心の風邪、いわゆるうつ病のクライアントさんに出会う機会が増えています。
アロマテラピーのアプローチの他に、何かアドバイスを出来ればと、研究しています。
少し前から、腸内細菌の大切さがクローズアップされていますが。
うつ病に関連して腸内細菌と脳との関係が注目されています。
腸は第2の脳です。
消化管は1億個もの神経細胞でおおわれています。
そして、この神経細胞はそれぞれ独立しており、脳とつながっています。
心の安定物質(幸せホルモン)セロトニンの90%は「腸内」で作られます。
ですから、腸は、心配、不安、快感、抑うつ性の不機嫌といった感情の発現する場所なのです。
現在、うつ病などの精神疾患は、脳内の伝達物質の不均衡により引き起こされると言われていますが、
実は!
研究者によると、うつ病や様々な問題行動は、腸と脳がつながっていることから、『腸内細菌の不均衡』が引き起こす、と考えられています。
これは、「神経消化器病学」という新しい学問の分野です。
そこで、探してみましたら、ありました。
日本神経消化器病学会で開催されている市民講座の記事を見つけました。
消化器系のガンや、メタボ予防について、順天堂大学の先生が腸内環境の大切さを語っています。
今後、このような研究に注目することにしましょう!
こうなると、プロバイオティクスの摂取についても注目ですね。ぬか漬け、納豆、味噌など日本古来のプロバイオティクス。
http://www.sankei-health.com/symposium/20120212/report_04.html
投稿者 maki 日時 2012年3月24日 (土曜日) 23時29分 アロマ通信 | 固定リンク
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