立冬過ぎてもう季節は冬です。
先ず、
11月3日、「新潟アロマの日2015」にご来場いただきました皆様、どうも有難うございました。
いつも応援してくださる皆様をはじめ、7月、10月、11月とラベンダーを追いかけてリピートしてくださるお客様や、スタッフからのご縁でお立ち寄りくださったお客様など、新たなご縁が少しずつ繋がっていることがとても嬉しく有り難く思います。
私は、新潟市主催の園芸講座としてアロマテラピー講座を担当。
市報にいがたなどで事前募集をしたところ、
定員を超える人数の応募があったそうです。
タイトルは「キレイと元気をかなえるアロマ講座&精油って何?ラベンダー蒸留体験」。
当日は、42名の方が受講されました。
講座開始と同時に、こんな風に蒸留装置のスイッチを入れて、フラスコが沸騰する様子をみながら受講いただきました。
リピーターの方々も大勢おられましたが、
いただいたアンケートによりますと、
家族の病気介護に活用したい、
アロマを生活に取り入れたい、
ラベンダーの蒸留を観てみたい、など受講目的は様々でした。
精油とハーブウォーターが落ちてきたタイミングで、
皆さんに席を立って前に出て来ていただき、間近で様子を観察していただきました。
11月3日の本番に向けて、これまで何度も蒸留試験を行ってまいりました。
新潟市産ラベンダーからどのくらいの時間で、どれほどの採油量があるのか、データを取る必要があると感じたためです。
8月下旬に蒸留器を購入しようと決め、
本番となる会場で3回ほど、組み立てるところからの蒸留練習会を行うことができました。
お陰様で、今回講座の中では、蒸留練習会で数値として出てきた結果を受講者にお伝えすることが出来ました。
係わってくださった皆さま、本当に有難うございました。
2011年10月に開館した新潟市食育・花育センター。
その開館時に「精油で花の香りをブレンドしてそれをセンターで香らせたい!」との、女性職員からのご要望で調香させていただいたオリジナルの香り「MAIKA花の香り」は、現在でも食育・花育センターイベント時には必ず、芳香器でデフューズしています。
当初は「癒しの音楽(生演奏)とアロマの香りを市民に提供する」、というコンセプトでアロマテラピーのイベントが始まりました。
最近では、職員の方々のご努力により、アロマテラピー講座が土曜・日曜に開催されるようになり、
市民の皆さま方に、「アロマテラピーは、新潟市食育・花育センターで学び、楽しむ事が出来る。」というイメージが少しずつ定着してきたようです。リピーター様が増えました。
新潟市の花育の拠点である「花育・食育センター」で植物療法アロマテラピーのイベントを行い、自分たちで育てたラベンダーから抽出した精油等で講座を行ったり、アロマクラフトを作ることは、都市と田園が隣り合う新潟市ならではの「物語」が展開してゆく可能性が有るでしょう。
今後もセンターの皆さんと相談しながら、楽しく癒されるアロマイベントを行ってまいりたいと思います。
ところで、今回の講座では、
13年間医療現場に従事していた経験がある渡邉ユリさんに水蒸気蒸留を担当していただき、多くの場面で助けていただきながら、講座を進めました。
組み立て準備、片付けはもちろん、講座中はずっと立ったままで蒸留器の具合を調整していただき、その真摯な姿勢に感動を覚えました。感謝
また、今回の蒸留付きアロマテラピー講座では、夏場は大変蒸し暑い新潟市内ですが、ラベンダーを庭で育てている方が多いという事を知ることが出来ました。
香りが良く、
魅力的なラベンダー。
自分でも、精油やハーブウォーターを製造して、
花を楽しむだけじゃなくて生活の中で役立てたい、という方々複数いらっしゃいました。
実は、先日のNHK新潟放送局のニュース610内で放送された「ラベンダーを新潟の特産へ」を観て、江南区役所に問い合わせてアロマの日の開催を知り、イベントに私を訪ねて来てくださった方々もいらっしゃいました。
ラベンダーの魅力は、求心力はものすごいものがありますね!
(写真:ラベンダーを新潟の特産に/10月19日月曜・NHK新潟放送局ニュース610出演時)
『新潟・ラベンダー物語』。
かかわってくださる皆様との絆を育みつつ、
今後も楽しく活動をしてまいりたいと思います。
皆さま、有難うございました