11/21 いい匂いの日『和精油の日』。
皆さま、いつもありがとうございます。
アロマレーヌ 真木美智代です。
今年から、11/21 いい匂いの日。
日本産天然精油に親しみ、学び合う日です。
主催は、一般社団法人 日本産天然精油連絡協議会。
御茶ノ水ソラシティーカンファレンスセンターと、zoom配信によるハイブリッド形式で開催されました。
私は、新潟に居ながらにして10時前から17時まで
Specialイベントにonline参加、
ローズの様のやさしい香りを持つ
ゼラニウムの葉を
コーホベーションスタイルにて蒸留しながら、
セミナー受講しました。
わずかですが、精油も採れました。
セミナー、生産者、アロマセラピストユーザーのお話、共感したり感動したり(^^)
例えば、精油は神から授けられた天然のモデル物質で、その活性成分をヒトが作ることを助けてくれる「リード化合物」である。
谷田貝先生からの
この言葉に大きく共感させていただきました。
構造式をみてそこから発展させてお薬を作ってきたんですね。
✨
和精油ショーケース。
16の個人、団体、企業のプロモーション動画。
それぞれ素晴らしかったです。
新潟・ラベンダー物語 動画、
YouTubeにアップロードされた様ですので、よかったらご覧ください。
理事の皆様、
素晴らしい企画をありがとうございました。
お手伝いの皆さまも大変お疲れ様でした。
以下、
少し長いですが、
私の感じたことを
ここに記します。
皆様とシェア〜✨
日本の精油の機能性、
やはり素晴らしいですね。
研究からのお話。
盛りだくさんでした!
最新の情報もたくさん。
ストレス緩和。
認知機能の低下を改善するものもあるのです。
本日は、その研究者から直にお話を聴かせていただきました。
【日本産精油には寛容の精神で】
Cyptomeria japonica
スギにはなんと、
150種ほどあるとのこと。
地域によって香りが違う。
[香りにゆらぎ]があること、
学名から見れば同じ植物のはずなのに、
蒸留してみると、香り違い…
これは、地球だからできるマジックですね。
一期一会のギフト✨素敵なことなんです。
成分分析をしてこの成分が足りないとか、
そういう捉え方は置いておいて(^^)
先ずは、その植物の生育環境、気候、関わる人たちなどなど、背景を上乗せしてみる。
私は、いろいろあっていいと思いました。
2021年。
新潟ラベンダー精油はこの春の雪で木が折れてしまい、収量は下がりましたが、
素晴らしく甘い精油が採れました。
植物はストレスかかると生命を繋ぐため、
様々な成分を作り出すんでしょうね。
精油は古来より、
お薬、医療として使われてきた歴史があります。
クライアントの表情を一瞬で変える力がある精油が、
今、必要な精油です。
みんな違って
みんないい。
✨
日本の美徳の一つ
「寛容の精神、多様性を受け入れる」ことも大切。
来賓の林野庁の方から、
「過去に日本の精油は、海外へ輸出した時代もあるが、安くて大量生産の海外産の香料に押され、すたれた歴史がある、それを繰り返さないことも大切。」
というお話もありました。
日本産精油を育てて行く上で、
大切な視点って、
寛容に日本の植物の豊かさや、
ゆらぎを楽しむことかも知れません。
ユーザーに
その、ゆらぎの背景を伝えて行くこと、
私はこれからもこの活動を仲間と続けてゆきたいと思います。
植物精油は生きるための努力が反映された哲学的なものです。
毎年、
その精神力を香りに載せてくる
新潟ラベンダーの香りの違いを観察していると、香りの違いからその年の背景を感じることも楽しみの一つになっています。
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