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新潟・ラベンダー物語/2014~ 

私のラベンダー物語。
活動11年目を少し振り返ります。

長いです。
良かったらお読みくださいませ。

ふとしたことで始まった新潟・ラベンダー物語です。
地域の会合で知り合った農園主の方に「高齢で苺畑が出来なくなった花の好きな女性がいる。何か花でも植えてくれないか。
我々も手伝うから。」と依頼されたことがきっかけです。

最初は100株ほど。

私はアロマテラピー講師で、
畑仕事は素人。
幼い時に祖父の家庭菜園とうきび畑(北海道)を手伝ったくらいです。
幸い、アロマ・テラピースクール生や友人たちが手伝ってくれましたが、

ラベンダーの花期は7月の暑いさなか。
700~800株に増えたラベンダー全収穫は過酷です。
延べ10日間ほど
手刈りでかかります。
乾燥作業もあります。

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その後、ラベンダーは挿し芽で増えてゆき、
その耕作放棄地いっぱいにまで
どんどん広がってゆくのです。重圧。
一般の方に刈り取りをしていただきたい想いもあり、
刈取りの時間帯は午前10時~12時。
早朝5時ならまだいいのですが、
湿気のある新潟の夏の太陽は過酷です。
3年目あたりまで私は熱中症になり
夏場は点滴を打ち、
そのうち、ラベンダー畑のことを考えると
メランコリックになるほどでした。

ですが、
この蒸し暑い新潟市内の標高4メートルでも

ほんの手のひらサイズから植えた
ラベンダー苗たちは
本当に美しく、幹回りが1メートル以上になり、

薫り高い花をたくさんつけるのです。
夏場にはゆらゆらと光り
蜃気楼のようにラベンダー妖精が飛びます(^_-)-☆

 

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そして、
高齢の女性の笑顔から
ラベンダーの花の景観、香りのインパクトから想いをくんで
どこまでも自分自身の時間を費やして
御手伝いしてくださる生徒さん達がいる。

頑張れるのです。

これを枯らすのはもったいない・・・
どうにか、

アロマの女王。
人を癒してきたその歴史が
ギリシャ時代からといわれる
このラベンダー精油の
卓越した癒し力を伝えたい。

そんな想いから、
日本産精油を生業にしている方に相談して
蒸溜器の購入先を伺い、
ひとつのガラスの蒸溜器を購入しました。

ラベンダー精油は
びっくりするほど採油率が高く、
たくさん採れました。

すごい、新潟ラベンダー。

図書館で見つけて
その後購入し、バイブルとなっている
≪ラベンダーとラバンジン≫(絶版)によると、
この品種は、本場フランスのプロバンス地方で主力品種で、
lavender農家の方々が
それぞれ、品評会に出すほど
”香り自慢”のラベンダーを
私達は手にしていたのです。

蒸溜を始めたのは
ラベンダー畑活動の1年目の秋、10月ころ。
最初の新潟・ラベンダーフェスタが始まる頃です。
そのフェスタも今年で10回目です。

新潟・ラベンダー物語は、
人と人との出会いとつながりのすばらしさについて

語りたいことがたくさんあります。
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皆さん、ありがとうございます。

既に投稿しましたが
5月3,4日の二日間、
新潟日報社主催「にいがたマルシェin メディアシップ」にお声がけいただき、
私達の新潟・ラベンダー物語の製品も参加させていただくことになりました。

昨年収穫の一番新しいラベンダーを
2種、

※ふとっちょラベンダー(フランス式の呼び名)と
※さんかくラベンダー(長岡式の呼び名)

をブレンドして

伝統のラベンダー・サシェ作りのWorkshopも行います。


連休中ですし、
会員の方にお声をかけるとご迷惑かしら、と
当初、お声がけは遠慮していたのですが、

活動11年目のAさんと、
活動2年目の新人Bさんがお手伝いに名乗りを上げてくださいました。

Aさんは、紫外線に弱い体質なのですが、いつも畑に・イベントにとお手伝いに来てくださる情熱のある新潟美人。
Bさんは、乾燥ラベンダーを包む作業をお手伝いくださった気働きのある新潟美人。

ラベンダーの畑からの想いを
みなさまへお届けします。

言葉でなく、ラベンダーの香りで。


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