連載原稿「次への一歩」第6回

昨年6月から、

ナード・アロマテラピー協会の会報誌ケモタイプ・アロマテラピーで連載中。

「次への一歩」、最新号届きました。

110


6月16日発行 110号は、「次への一歩~自然香水でなりたい自分になる~」と題し、

香りを使うアロマテラピーの魅力について、
全国8千人近くいるNARD JAPAN会員に発信させていただきました。


さらに、

特集テーマ「菌と人体の関係」では、

免疫力とアロマテラピーの関係、

免疫力を高く保つことの大切さなどを書かせていただきました。

下記のPDFファイルをクリックしてご覧ください。

尚、この連載は 1年間の予定で昨年の6月にスタートしました。

早いもので、この原稿が最終章となります。

1年間、ありがとうございました。

「110.pdf」をダウンロード

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連載原稿「次への一歩」第4回

ナード・アロマテラピー協会会報誌ケモタイプ・アロマテラピー108号が山梨県甲斐市の協会事務局から到着しました。

2月15日発行ですが、14日からの記録的大雪による交通網の乱れにより、新潟方面の会員へは数日遅れでの配送になったようです。

皆さまのお手元に届きましたか?

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現在、ナード・アロマテラピー協会会報誌にて拙文連載中です。

今回は『次への一歩 ~アロマの街、新潟~ 』と題して、

全国の皆さまに、文化的な魅力満載の新潟市と、その中で市民に皆さまにお楽しみいただいているアロマテラピーの話題です。

会員向けの文章で専門的な部分もございますが、協会事務局よりネットでの掲載許可をいただいておりますので、下記のリンク先にてお読みいただけます。

もしよろしければお時間のある時にどうぞ。

「108.pdf」をダウンロード

また、第1回~3回の原稿も同様にこのブログ内でお読みいただけます。
過去の記事を検索くださいませ。

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第1回 アロマテラピーを仕事にする

【お知らせ】

今月発行されたNARD JAPANナード・アロマテラピー協会の会報誌「ケモタイプ・アロマテラピー」105号より私の連載がスタートしました。

テーマは「次への一歩」。

学びのその先に広がるアロマテラピーの世界をご案内いたします。

 

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 雑誌やテレビなどで多く取り上げられた「アロマテラピー」の人気は一過性で終わることなく、女性を中心にますます関心を集め、アロマトリートメント専門サロンの認知度も高まっています。このストレスフルな社会で、「癒し」を提供するビジネスとしてだけではなく、認知症、不眠、ストレスケアのナチュラル・メディシンとして医療現場でも注目を集めている昨今、アロマテラピーの仕事の可能性はますます広がっていると感じています。

 ナード・アロマテラピー協会の会員、約7,600名のうち9割がアロマ・アドバイザー有資格者ということですが、皆さんの中には今後、アロマ・セラピストやアロマ・インストラクター養成コースへ進むことを検討されている方も多いかと思います。

 喜びの輪が広がるアロマテラピーの仕事。皆さんも「次への一歩」を踏み出してみませんか。

 私のスクールでも、最初からアロマ・セラピストを目指している人ばかりではなく、「アロマってオシャレだし香りも好きだから、資格でも取ってみようかなぁ」と、比較的軽い気持ちで受講を決められた方がたくさんいらっしゃいます。ところが、勉強を始めてみるとかなり本格的、専門的な内容がビッシリ。びっくりして焦りだす方が大勢です。でも、精油の薬理を詳しく学び、他の受講生の実践例を見聞きしたりアロマの奥深さを体感するうちに…あら不思議。不安が楽しさに変わり、もっと学びたい、もっと精油をもっと使いこなせるようになりたい、と気持ちが変化していき、受講を終える頃にはすっかりアロマテラピーのトリコに。さらに、本格的に仕事に生かしてみたいと、アロマ・アドバイザーコースに続いて、アロマ・セラピストコースへの進級を目指す方も出てくるのです。そのころには顔つきも変わり、より美しくキラキラと輝きを増しています。

学べば学ぶほど喜びが大きくなり、その素晴らしさを周囲に伝えたくなる…アロマには不思議な魅力があるのですね。

 さて、アロマテラピーを一般の方に提供する職業として、正しい知識を伝える‘講師‘と、クライアントに施術する‘アロマ・セラピスト’があります。「知識」と「技術」、この二つはセットで動く大切な両輪。自信を持ってアロマテラピーの仕事をするためには、その両方をしっかりと身につけることが必要です。

 私はスクールの最初の授業で「アロマテラピーを学ぶ=実践。とにかく自分自身・家族の不定愁訴緩和に精油を使いましょう」とアドバイスをします。日常のトラブルに精油を使って実践し、「精油って凄い!」という感動体験を積み重ねることが、理解を深めることにつながるからです。「経験」に勝る知識はありません。アロマ・アドバイザーから先の、仕事としてのアロマテラピーの世界に足を踏み入れるのであれば、人々に伝えるための「伝わる」プレゼンテーション力を磨くこと、そして、精油を使って人々の健康に役立ちたいという強い思いも大切です。より多くの努力が必要になりますが、もし、少しでもやりたい気持ちがあるのなら、アロマテラピーの可能性を信じて、「より前へ!」、より深く、学び続けてください。精油はきっと、皆さんの思いに応えてくれるはずです。

(手のコミニュケーション)

つらいとき、悲しいとき。大切な人の手のぬくもりを感じるだけで救われるような感覚体験はありませんか。心が痛んでいる時には、言葉よりも、手で触れて香りと共に「心のマッサージ」を施すことが出来る…アロマテラピーの魅力の一つですね。

アロマ・セラピストとしてトリートメントを始めた頃の私の体験です。
 
クライアントのAさんは、心身ともにつらい体験をし、生きる力を無くしてしまう、ちょうど瀬戸際に立っていました。1回目、背部のトリートメントが始まってから間もなく、彼女が涙声で発した言葉が今でも忘れられません。「私の身体がこんなに大きく、広かったこと…忘れていました」と。

ゆったりとしたリズムで行う密着したタッチングは、自律神経系・内分泌系のバランスを回復させ、身体イメージをよみがえらせる大脳の「島皮質」が活性化するため、身体感覚が覚醒され自分の存在感や価値を回復させることができるのです。

アロマ・セラピストのお仕事とは、個人に合わせた香りの選択(I.P = Individual Prescription)です。クライアントの気持ちを包み込む豊かな香りの創造と、ゆったりと優しいタッチのアロマトリートメント。これこそが、大切な「プロとしての仕事」だと思います。”

21世紀のアロマテラピーには二つの顔があります。先ず、医療現場で活用できる程の「実用的」な顔。生化学の分野では、芳香分子の薬理的作用の説明がつく時代になりました。その一方で、人類がまだ発見していない、何か目に見えないもの全体的(ホリスティック)な香り(精油)の力と、セラピストのタッチングによる「マジック」という顔を持っています。精油の全貌が明らかでないからこそ、胸ときめき魅かれるのかもしれません。

 

参考書籍:山口創(2012)『手の治癒力』草思社

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